フタル酸エステル分析

IEC62321-8:2017ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC/MS)によるポリマーのフタル酸エステル類の定量に対応しています。
2015年6月4日に公布された(EU)2015/863により、改正RoHS指令(RoHS2)にフタル酸エステル類が追加され禁止物質が6物質から10物質となりました。しかし、追加されたフタル酸エステル類の分析方法は制定されておりませんでした。2017年3月28日に国際電子工業委員会(IEC)よりポリマー中のフタル酸エステル類の試験方法としてIEC62321-8第1版が発表されました。

【追加物質・規制濃度】

  • フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)・0.1%
  • フタル酸ブチルベンジル(BBP)・0.1%
  • フタル酸ジ-n-ブチル(DBP)・0.1%
  • フタル酸ジイソブチル(DIBP)・0.1%

【規制開始時期】

2019年7月22日
ただし、医薬機器及び監視用機器などの電気電子機器(カテゴリ8,9)は2021年7月22日より適用

規制開始が近づいており、依頼の殺到による納期の延長をお願いさせて頂く事が想定されます。
早めのご予約をお願い致します。

 

【フタル酸エステル分析】

IEC62321-8:2017 ガスクロマトグラフィー質量分析法

納期:15営業日 試料量:10g以上※1

区分 対象物質 試験概要 定量下限値 ※2
定量分析 不溶性ポリマー ソックスレー抽出-GC/MS法 50ppm
可溶性ポリマー
(PVC※3)など)
超音波抽出-GC/MS法 50ppm

※1 サンプルは非ポリマー製のもの(アルミホイル等)で包んでご依頼下さい。
※2 報告下限値は、測定対象の材質や妨害物質の存在等により高くなる場合があります。
※3 PVC:ポリ塩化ビニル

 

 

【分析フロー】

 

フロー図

 

 

○ フタル酸エステルとは?

フタル酸エステルは、樹脂やゴムの可塑剤や塗料、顔料、接着剤、潤滑剤に対する添加剤として用いられています。内分泌攪乱作用が懸念されており、EUやアメリカ、日本において、玩具・育児用品での規制がされています。

 

 

 

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