微量溶出試験

半導体部品、燃料電池のセパレータや配管材料などの判定評価として、超純水や酸・アルカリなどを使用した溶出試験を行っています。

溶出試験 半導体や電子部品・燃料電池の材料や配管材料から微量イオンが溶出すると、腐食などの製品不具合を起こす可能性があります。

クリタ分析センターでは、超純水分析によって培った微量分析技術を生かし、pptオーダーまで分析することが可能です。

お客様のご要望に合わせた条件で、分析を実施いたします。

 

 

【事業内容】

超純水や酸・アルカリなどを用いて、ご要望に合わせた条件(溶出時間・温度など)で、分析を行うことが可能です。

○ 微量溶出試験(超純水を用いた溶出試験)

  • 製品から溶出される微量イオン成分の分析(ppm~pptオーダー)
  • 製品から溶出される微量金属成分の分析(ppm~pptオーダー)
  • 製品から溶出される微粒子数の分析

○ 溶出試験(酸・アルカリなどを用いた溶出試験)

  • 製品から溶出されるイオン成分の分析(ppm~ppbオーダー)
  • 製品から溶出される金属成分の分析(ppm~ppbオーダー)
  • 製品から溶出される微粒子数の分析

 

[分析データの参考例]

○ 試験容器のブランク確認試験

試験条件

試験条件 : 100℃・30分
試験容器 : PP製ポリ瓶
試験方法 :

①500mlのPP製ポリ瓶に300mlの超純水を入れて、オートクレーブで100℃・30分加温する。

②溶出液をイオンクロマトにて測定する。

試験結果例

試験容器ブランク(アニオン)

表-1 試験容器から溶出したイオン濃度(μg/L)

Br

Cl

F

SO42-

NO2

NO3

PO43-

抽出容器

<1.0

<0.5

<5.0

<1.0

<0.5

<1.0

<5.0

 

試験容器ブランク(カチオン)

表-2 試験容器から溶出したイオン濃度(μg/L)

Na

K

Mg2

Ca2

Fe3

Ni

Cu2

抽出容器

<0.1

<0.1

<0.5

<0.5

<0.5

<2.0

<0.5

 

 

【具体的な分析事例】

  • 樹脂中の微量金属分析 (試料:フォトレジスト、レジスト液)
  • クリンネス物質(有機シリコーンなど)の含有評価試験
  • 半導体・半導体部品の溶出試験(洗浄度の確認試験)
  • 半導体用ケース・ケース材料(エポキシ樹脂・ウレタン樹脂など)の溶出試験
  • 電子部品・電子部品材料の溶出試験
  • 自動車搭載用燃料電池部品(セパレータなど)の溶出試験
  • 産業機器用パッキンの溶出試験
  • 超純水配管・処理膜の溶出試験
  • 容器(医薬品用・ボトルウォータ用など)からの溶出試験

【PDF】

【関連サイト】

栗田工業の水処理相談サイト KCRセンター