絶縁油中PCB分析

絶縁油中の微量ポリ塩化ビフェニル(PCB)に関する簡易測定法マニュアルに基づいた、絶縁油中のPCB分析を行っています。

PCBは、絶縁性、不燃性などの特性によりトランス、コンデンサといった電気機器を始め幅広い用途に使用されていました。ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理 の推進に関する特別措置法により、平成39年3月31日までに処理を行う義務があります。

PCB構造
PCBの構造

PCBは塩素の数やその位置の違いにより209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCBは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされています。

水にきわめて溶けにくく、沸点が高いなど物理的な性質を有する主に油状の物質です。

慢性的な摂取により体内に蓄積され、塩素ざしょう疹(塩素ニキビ)や色素沈着などの影響が確認されています。また、発癌性やホルモン異常なども引き起こすことが分かっています。

PCBは電気機器用の絶縁油、加熱及び冷却用の熱媒体並びに感圧複写紙等に利用されていました。PCBを含む代表的な電気機器には、高圧トランス、高圧コンデンサ及び安定器があります。

 

 

【分析方法】

○ 絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアルに基づいた分析

  • 簡易定量法(機器分析法)

高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法 

 

 ○ その他の分析方法

高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画/パッグドカラム/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法

※絶縁油中のPCB分析の他に、フルフラール分析も可能です。

【関係法令】

 

【PDF】